4度目の自然気胸再発、手術する意味はあるのだろうか
右胸に違和感を感じた私は、サッカーするのを辞めてまた安静な生活に逆戻りです。
しばらくすると違和感が実感に変わってきました。右の胸(肺)から空気が漏れている感覚があったからです。
何か嫌な予感はしていたのですが、まさかの出来事でした。
とりあえず放おっておくのもよくありません。もしかしたら私の勘違いかもしれないと思い、病院に行って診てもらうことにしました。
久しぶりの病院です。
抜糸した時以来かな~と思いつつ、その日は普段通り沢山の患者さんで混んでいました。
この待ち時間も今ではストレスです。
しばらくすると、名前が呼ばれ診察室へ。
医師に事情を説明し、お決まりのレントゲンをとることになりました。
レントゲン結果で気胸は一発でわかってしまうので、私にとっては「悪魔のレントゲン」です。
「肺が縮んでいないでくれ」
と祈りつつ、レントゲンを終え、一旦待合室へ。
このレントゲン結果待ちも、すごく不安とストレスが押し寄せてきます。
再び、呼ばれて診察室へ。
この時の足の運びはすごく重かったのを今でも覚えています。
何度経験してもこればっかりは慣れないものですね。
「ドキドキ・・」
医師からレントゲン結果を聞くまで、ドキドキでした。
ただ、そのドキドキも一瞬で絶望に変わりました。
といいながらレントゲンを指して説明してくれていました。
というか、その時のことはあまり覚えていません。
医師の話はあまり頭に入ってこず、
「また同じ苦しみを味わうのか…」
「何度再発すればいいんだ。冗談じゃない」
と感じていました。
手術すれば再発することは殆んどないと聞き、3度目の自然気胸の手術で最後と決め、前回挑んだわけです。
後々聞くと、「なりやすい体質なんでしょう。。」ということでした。
ただ、今のところすぐに手術や入院どうこうというレベルではなく、肺も少し縮みがみられる程度だったので、安静にして経過をみていこうという感じになりました。
内心、「手術はもう勘弁」と強く思っていたので、少しホッとしました。
ということで、とりあえず自宅で安静に療養することになり、その日は帰路につきました。
ここから、また長い気胸との戦いが始まります。
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